岐阜県各務原市のG様邸・和室リノベーション(リフォーム)のご紹介です。
<担当者からひと言>
奥様からの。。
大変丁寧なお言葉による電話問い合わせ後、ご来店。
ご夫婦で、KIRAKUショールームにお越し頂いたのがG様との出会いです。
ゆっくりと、やわらかい物腰が印象的。。
奥様がご準備されていた雑誌の切り抜きと会話の中から、お2人が頭に描いてみえるのは。。
「アンティーク和モダン」である事が伝わって来ました。
まずはリフォームにおける耐震構造性能と住環境性能の考え方についてお話しさせて頂き。。
仕上がりについては、お2人の好みに、自分のイメージをどこまで近づける事が出来るか…。
雑誌の1ページのようなカッコイイ和室を想像して、
ワクワクしながら「じっくりと進めましょう(笑)」とお話した事を覚えています。
ご提案をまとめていくにあたって、一番気をつけた事は『やりすぎない事』。
コテコテにならないよう如何にセンス良くまとめるか。
溢れてくるアイデアを精査・選択。各部の仕上がりに規則性を持たせて空間バランスを整える事でした。
プランの中心に置いたのは。。
天井までの高さをもった“縦格子・制作建具”と
飛騨産業さんの“ジャパンプロヴィンシャル・座卓”
この2つを中心に“光と影”そして“風”を綺麗にデザインする事を
意識しました。
くどくならないよう注意し、且つ耐震性能を考慮しながら化粧柱と梁を配置。
座卓の色合いにあわせて、
畳まわりの床には“ブラックウォールナット”を採用。
壁の仕上げには柔らかな風合いと調湿性能を備えた
北海道産の“珪藻土”をつかっています。
一番拘ったのは、床の間。
床板にブラックウォールナットの1枚板を使用し、間接照明を仕込んで、5~7ミリ程浮かせることにより。。
床板の下から出る光が、敷き詰めた郡上産の白砂利を照らしています。
色。高さ。幅。。
部位毎の納まりを、細部にまで規則性を持たせた事で。。
古い和室が。。
「すっきりとしてカッコイイ。。」そんな空間に生まれ変わりました。
工事の最中。。
毎日を感激して、感動を言葉にして私達に伝え続けて下さったG様ご夫妻。
仕事の“やりがい”というものを強く感じさせて頂きました。
とても仲の良いお2人には。。
この部屋で、ゆっくり流れる時間を楽しんでいただけますと嬉しく思います。
by にわっち
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<お客様からひと言>
この家を建て21年目を迎えようとしています。
引越して1年目と2年目に相次いで両親の介護がはじまり、
新しい我が家を楽しむ余裕はまったくなくなりました。
そんな父も3年前に他界し、父の部屋は物があふれんばかりになっていました。
「この部屋を何とかしたい。」
リビングと父の部屋の壁を抜いて、南からの光と風を部屋に入れ、
大切にしている“近江水屋”を傍らに置きたい。
そんな想いが日増しに強くなり、いつかリフォームしたいと思い続けて来ました。
やっと念願が叶いリフォームという運びになりました。
大幸さんの手掛けられた住宅をマスメディアで拝見し、
自分達の求めている事に近かったのでお願いをしようという事になりました。
ゆっくりと丁寧に相談にのって下さって流れるように事が進んでいきました。
リフォーム工事がはじまり、段々と型になっていく様子はすばらしいものでした。
よく私達の想いをくんで下さり、細やかな所まで心配して下さって本当に嬉しかったです。
出来上がった部屋は私達の想像をはるかに越えていました。
南から気持ちいい風と光が射し込んで来ています。
新しい人生のスタートそんな壮快な気分です。
‘春夏秋冬’それぞれの季節が今から楽しみです。
私達の想いを2倍、3倍にもして頂きました、丹羽社長さん初め、西部さん。
すばらしい職人の皆様に心より感謝申し上げます。
五嶋
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