<どっしりとした風格が漂う、古民家風リフォーム>
岐阜県各務原市 K様ご夫妻
おばあちゃんのためにリフォームと三世代同居を決意。
Kさんご一家は、ご夫婦と二人のお子様、そして83歳になるご主人の祖母の三世代同居・5人家族(祖父は現在高齢者施設に入所中)。
それまでは奥様の実家で暮らしていたものの
「この家は築80年と古く、夜になると寒かったのと、一人暮らしになったおばあちゃんのために何とかしてあげたい」
そう思うようになり、リフォームと同居を思い立ったというご主人。
「もともと僕には古民家へのあこがれがあったので、古い柱や梁を残しながら安全で住みやすい家にしたいと相談しました。
祖母も思い出のある柱や建具を残すならと承知してくれたので、急遽リフォーム計画が動き出したんです」(ご主人)。
ご主人の頭の中には理想のイメージがあったので、あとはそのイメージを実現してくれるハウスメーカーや工務店を探すだけ。
そして、いろいろ検討した結果、大幸住宅樂々工房にたどり着いたのだそうです。
「一度、前の家を実際に見てもらった事があるんです。契約前だというのに、床下や屋根裏に入って、一生懸命に診断している樂々工房さんの姿を見て『うん、樂々さんに頼もう!』
そう思った事を覚えています」とご主人は樂々工房に決めた理由を明かしてくれました。
<京都の老舗旅館を思わせるどっしりとした風格を感じさせる佇まい>
完成した住まいは、とても築80年とは思えない和モダンな佇まい。
梁や柱などの躯体と屋根の下地だけを残して解体した後、耐震性や気密性、断熱性を高めながら現代風に大きく生まれ変わらせています。
屋内は、太い柱や梁が表しになっており、現代家屋にはない重厚感が印象的です。
建具も古い家のものを使う事で、落ち着きとシックな味わいを演出しているのも見事。
インテリアは、柱や梁に合わせて黒を基調としたお洒落な空間です。
しかし「黒々した床は埃が目立つので、しょっちゅうお掃除しています」と笑う奥様。
「確かに妻は大変だと思いますが、お蔭でいつも家中塵一つなくて気持ちいいですね」と満足そうなご主人。
<歴史を刻んだ家にふさわしい渋い大人になって行きたい>
「友人がやって来ると『豪華やね…』という反応が一番多いんですが
この太い柱や梁と解放的な大空間、そして掃除の行き届いた、まるで老舗旅館のような空間を『贅沢』
と感じているのかも知れませんね」とご主人は満足そうに室内を見回します
実際に住んでみての感想も、
「収納がいっぱいで、段差がなく、掃除もしやすい。ダメなところは一つもない」(奥様)
「僕の理想をそのまま形にしてもらったので大満足。自慢できる家になった」(ご主人)と、ご夫妻ともに納得のご様子。
「ただ、歴史を刻んで堂々としているこの家に対して、家主の僕はまだまだ重みが足りません。
これから、この家にふさわしいような渋い大人になって行きたいですね」と目を細めるご主人なのでした。