岐阜市のT様邸。以前は和菓子屋さんを営んでいらっしゃった店舗・厨房部分を、介護保険制度に対応しながら、
居住スペースに改装しました。
「 箪笥3竿を置くスペースの確保」
「洋服を収納するスペースの確保」
「本を収納する場所の確保」
「寝室にはベットを2つ置けるように」
「ミニキッチンが欲しい」
という4つのご要望を満たす設計デザインをしました。
Point1
玄関サッシには洋風なものを取り入れ“和と洋の融合”“エキゾチックな空間”を表現しています。
Point2
室内の壁には、薄い緑色の壁紙(クロス)を使用し、全体的に落ち着いた雰囲気にしました。
Point3
広々としたフロアに畳を埋め込み、お孫さん達が座って遊ぶことが出来ます。
Point4
お隣の建物に遮られている、もともとあったはめ殺しの窓には”アジアンチックな布”をかけて目隠しをしました。
色の違う2枚の布を使って雰囲気を出しています。
Point5
押入れの引き戸には、シナ合板を使用し、やわらかい感じを出してみました。
Point6
出窓前には、アジアン雑貨で見つけた竹ごしらえの照明を取り付け、天井に映る”影”を楽しめます。
Point7
ミニキッチンは明るい黄色をもってきて大きく見せています。キッチンは一瞬で隠せるよう和調のロールカーテンを
つけました。
Point8
クローゼットの扉はまるで向こう側に部屋がある様に障子にしてみました。
お子様がここで遊ぶ為、障子部分はアクリルにしてあります
Point9
ご主人が本をたくさんお持ちの為、出窓下を全て本棚にしました。棚の奥、背板はパインの羽目板を使っています。
Point10
お施主様が、以前和菓子屋さんを営んでみえた事もあり、解体ゴミの中に混ざっていたお菓子の型を利用し、
廊下に“壁飾り棚(ニッチ)”を照明と共に4箇所配置しています